《伊藤圭／NHK交響楽団首席奏者》
RCは反応が良く、音の立ち上がりも早くクリア。全ての音域において整った、ムラが少ない響きを持ちます。

《郡尚恵／洗足学園音楽大学非常勤講師》
息を入れた瞬間、美しい音色が遠くに柔らかく響いている事が実感できる楽器です。フランスの劇場などでもまろやかで繊細な響きを得られると人気を博した機種。私はRC系統の設計が好きで長年この系統の楽器を使い続けています。バレルが２つ付いてくるので、季節に応じて、また好みに応じて変えられる楽しみもあります。

《大浦綾子／東京興佼成ウインドオーケストラ奏者》
RCは音色が柔らかくまろやか。音の均一性もgood！

《伊藤圭／NHK交響楽団首席奏者》
R13はクラリネットらしい柔らかな音色を持ち、どんな息に対しても反応し、様々な音楽を表現することが出来る楽器です。

《大浦綾子／東京興佼成ウインドオーケストラ奏者》
R13はしっかりとした力強い音で、ナチュラルな音色。吹き込んだ時に楽器が支えてくれ、安定感バツグンです！

《加藤明久／昭和音楽大学教授 武蔵野音楽大学非常勤講師》
僕はクラリネットを始めたときからR13を吹いていたのですが、楽器自体はいわば素の状態で、自分で音色を作っていく楽器です。マウスピースやリード、樽やベルなどを変えたりして自分の音を作っていきたいという人はR13がいいと思います。僕の場合、最初からＲ13を買ったことで、回り道をせずに上手くなれたのだと思います。さらに言えば、R13はある意味で柔らかさがある。「モナリザ」を代表とするレオナルド・ダ・ヴィンチの絵の技法に「スフマート」というものがあるのですが、輪郭を柔らかくぼかすというものです。R13の音はそんな感じです。音の芯がないわけではなく、その周りに柔らかい部分がる。RCを色鉛筆だとするとR13は筆のイメージです。

《武田忠善／国立音楽大学学長、特任教授》
全音域に渡り均一性に優れており、レジェンドと同じ系統の吹き心地がする、とても良い楽器です。アンブシュアがしっかりしていて、正しい奏法を習得した中級以上の方へおすすめします。

《加藤明久／昭和音楽大学教授 武蔵野音楽大学非常勤講師》
軽快な感じのクラリネットです。過去にRCが仕様変更した時のように、従来の機種以上に吹きやすくなった印象です。特にA管は、新設計によって吹き心地、操作性が抜群に良くなりました。高音域も快適です。

《品川政治／日本大学芸術学部非常勤講師》
どの音域も艶やかな音が素直に鳴り、息がしっかり入ります。A管も揃っているのがいいですね。ジャンルを問わず演奏できる、とても良い楽器です。